研究課題/領域番号 |
23593336
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
香取 洋子 北里大学, 看護学部, 准教授 (90276171)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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キーワード | 母子関係 / 出産後早期 / 新生児 / 行動評価 |
研究実績の概要 |
これまでの研究成果からの知見を、6th World Congress on Women's Mental Healthにてシンポジウム“NURSING INTERVENTIONS TO FACILITATE THE MOTHER-INFANT RELATIONSHIP IN THE EARLY POSTNATAL PERIOD(産褥早期における母子関係を促進する看護ケア)”のセッションに演者の一人として発表した。母子のケアを行う看護者の能力の向上、母子への介入と評価、行動学的・生理学的評価からみた早期母児接触の効果、母親の育児不安の内容分析、それぞれの視点から産褥早期の看護ケアの重要性について討論を行った。国際学会であるため、同時に各国の育児問題の現状やケアについて、情報を収集し、専門に取り扱う職種の違いはあるが共通の問題でもあることが確認できた。 また、次年度の調査に向けて、調査実施施設の入院期間や分娩体制の変更に伴い、細かい計画の見直しを行い所属機関および調査実施施設、2か所の倫理審査申請に向けて準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
調査対象施設の引っ越しにより、病棟の診療・看護体制が落ち着くまでデータ収集を行う時期を延期したため。
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今後の研究の推進方策 |
今年データ収集を実施する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
対象施設の引越し等の状況により、データ取集に適切な時期を病棟と調整し、そのため、研究費の執行(謝金等)も27年度に繰り越して行う予定である。
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次年度使用額の使用計画 |
研究協力者への謝金、印刷代
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