研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、父親が母乳育児の支援者となるように教育するプログラムを作成することである。生後4か月の健康相談時に行った第一子を持つ父親への調査では、妊娠中の父親の母乳育児方針が母乳育児率と関連し、母乳育児を行う妻と子からの疎外感を抱く父親もいた。また、具体的な支援法を知っている者も少なかった。そこで、1)母乳の利点、2)リラックスの必要性、3)父親の母親へのソーシャルサポート、4)授乳方法、5)妊娠中の母乳育児の方針についての妻との話し合い、6)母乳育児をおこなう妻と子にネガティブな感じを抱くことについて、等からなる父親への支援プログラム案を作成し、修正を図り完成させた。
医歯薬学・看護学・生涯発達看護学