連携研究者 |
遠藤 俊子 京都橘大学, 看護学部, 教授 (00232992)
大滝 千文 元京都橘大学, 看護学部, 助教 (50454476)
竹 明美 京都橘大学, 看護学部, 専任講師 (30344568)
田邊 美智子 元京都橘大学, 看護学部, 教授 (80227199)
前田 一枝 元山梨大学, 大学院医学工学総合研究部, 助教 (80460690)
前原 澄子 京都橘大学, 名誉教授 (80009612)
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研究成果の概要 |
家族システムの観点から母親の育児適応を促す妊娠期保健指導プログラムの開発をめざして,周産期の母親の抑うつや育児関連のストレス反応,育児自己効力感に家族の機能状態が及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.産褥期の家族機能と育児上の問題との関連,周産期の家族機能と初産婦の抑うつ状態,育児自己効力感,育児負担感との関連を検討した結果,母親の「育児困難感」は家族の「情緒的絆」「外部との関係」「コミュニケーション」機能により軽減する.また周産期の家族機能は,初産婦の抑うつ状態を軽減し,育児自己効力感を向上させ,育児負担感を軽減することが示され,家族機能を高める介入の有効性と援助の方向性が示唆された.
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