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2012 年度 実施状況報告書

糖尿病女性のリプロダクティブヘルスに関わる支援ネットワークシステムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23593357
研究機関久留米大学

研究代表者

田中 佳代  久留米大学, 医学部, 准教授 (10289499)

研究分担者 中嶋 カツヱ  久留米大学, 医学部, 教授 (10279234)
加藤 陽子  久留米大学, 医学部, 助教 (70421302)
永田 真理子  久留米大学, 医学部, 助教 (70586908)
キーワード糖尿病 / リプロダクティブヘルス / 支援ネットワーク / 糖尿病看護認定看護師 / 助産師 / ピアサポーター
研究概要

本研究は糖尿病女性のリプロダクティブヘルスに関わる双方向性のある支援ネットワークシステムの構築を目的としている。本年度はキーステーションとなる看護職者・出産経験のある糖尿病女性ピアエデュケーター(今後ピアサポーターとする)の育成プログラムの開発として、前年の結果を基に研究協力者と意見交換し試案作成、実施した。
看護職者は妊娠糖尿病(以下GDM)のセミナーを平成24年10月に大阪(参加者:看護師10名、助産師20名)11月に東京(参加者:看護師18名、助産師7名)で実施した。実施後の無記名アンケートで「GDMの理解が深まった」「GDM以外の糖尿病合併妊娠も理解したい」と全員が回答し、妊娠と糖尿病への支援に興味・関心を引くことができた。セミナーの状況・調査結果を研究協力者と討議し、キーステーションとなる看護職者の抽出は困難だが、糖尿病女性と看護職者のためのセミナー参加を促し、セミナーでファシリテーターを経験することでキーステーションとなる看護職者の育成に繋げていけることが確認された。
糖尿病女性は、11月に仙台で1型糖尿病女性5名で座談会を実施した。体験や育児と血糖コントロールの実際を振り返った。その中の1名が12月の糖尿病女性と看護職者のためのセミナーで体験談を語り、ピアサポーターの養成に繋げていけることが確認された。
各地でキーステーションとなる看護職者が、糖尿病女性と看護職者のためのセミナーを実施できるための試案を検証するために、研究協力者が主となり企画・運営し、12月に仙台で実施した。1型糖尿病女性13名・家族4名、看護師6名、助産師4名が参加し、ほぼ全員が今後に役立つと実施後の無記名アンケートに回答し、試案を基にした実施が可能なことが確認された。タイムスケジュールの再考、企画運営の核となるメンバーの構成、関連する医療職の関心を高める、運営費確保が課題と考えられた。

現在までの達成度
現在までの達成度

1: 当初の計画以上に進展している

理由

糖尿病女性のリプロダクティブヘルスに関わる双方向性の支援ネットワークシステムの構築を目指し、平成24年度は、①キーステーションとなる看護職者の育成プログラムの開発②出産経験のある糖尿病女性ピアサポーター養成に必要な方法の探究③糖尿病女性と看護職者のためのセミナーの実施を目指していた。
実際には、看護職者とピアサポーター養成に関わるプログラム試案の作成だけでなく、其々のプログラムの実施まで行うことができた。また、セミナーも内容・企画の検討を踏まえ、実際にキーステーションとなる看護職者が主体となって実施するところまで行うことができた。

今後の研究の推進方策

今後は、キーステーションとなる看護職者・出産経験のある糖尿病女性ピアサポーターの育成プログラムを再度実施し、再検証を行い、より効果的なプログラムの検討を重ねる。
キーステーションとなる看護職者がセミナー企画・実施できるよう企画プログラムの検討を行い、セミナーを実施し企画プログラムの検証を行う。
支援ネットワークシステムの枠組みを研究協力者や専門家と意見交換を行い、必要な資源・ネットワークの開発をすすめる。
支援ネットワークシステムの核となるネットワーク組織の構築、ホームページの作成による社会へのアナウンスを行い、糖尿病女性のリプロダクティブヘルスに関わる支援を実践できるための準備を行う。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度はキーステーションとなる看護職者と出産経験のある糖尿病女性ピアサポーターの育成を平成24年度に開発したプログラム試案で実施・検証する。
看護職者の育成については、昨年度その効果を確認できたGDMセミナーは予算の関係上、今回は行わない。糖尿病女性のリプロダクティブヘルスに関心を持つ看護職者に、ファシリテーターの研修を兼ねた糖尿病女性と看護職者のためのセミナー(平成25年12月に青森で実施予定)の参加を促し、ファシリテーターの経験をして頂く。その後、対象となる看護職者がセミナーの企画者となれるよう、昨年度検討した企画プログラムを用いて同様のセミナー(平成26年2月に長崎で実施予定)を行う。この一連のプロセスで看護職者の育成を図ることができるかの検証を行う。
ピアサポーターの育成については、出産経験のある1型糖尿病女性の座談会を昨年の結果・評価を踏まえて開催し(平成25年10月に長崎で実施予定)、サポーターとなる人材を抽出する。ピアサポーターの研修も兼ねた平成25年2月に長崎で実施する糖尿病女性と看護職者のためのセミナーに参加を促し、体験談を語って頂く。この一連のプロセスでピアサポーターの育成を図ることができるかの検証を再度行う。
支援ネットワークシステムの枠組みを研究協力者や専門家と意見交換を行い、必要な資源・ネットワークの開発をすすめる。ネットワーク組織の試案を作成し、ホームページを作成する。_

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 1型糖尿病と共にある女性の妊娠・出産を支援するセミナーの地域開催拡大を目指した実践の振り返り2013

    • 著者名/発表者名
      由浪有希子、冨永幸恵、田中佳代、青木美智子
    • 学会等名
      第18回 日本糖尿病教育・看護学会学術集会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      20130922-20130923
  • [学会発表] 1型糖尿病と共にある女性の妊娠・出産を支援するセミナーから看護支援 の在り方を考える2013

    • 著者名/発表者名
      冨永幸恵、由浪有希子、田中佳代、青木美智子
    • 学会等名
      第18回 日本糖尿病教育・看護学会学術集会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      20130922-20130923
  • [学会発表] 出産経験のある糖尿病女性のピアエデュケーターに求められるもの2012

    • 著者名/発表者名
      田中佳代、青木美智子、永田真理子、中嶋カツヱ、加藤陽子
    • 学会等名
      第28回 日本糖尿病・妊娠学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      20121116-20121117

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公開日: 2014-07-24  

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