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2012 年度 実施状況報告書

ポートフオリオを活用した新任保健師の個人・家族支援実践能力の育成

研究課題

研究課題/領域番号 23593370
研究機関愛知医科大学

研究代表者

若杉 里実  愛知医科大学, 看護学部, 准教授 (00315920)

キーワード新任保健師
研究概要

本研究の目的は,新任保健師の具体的職場内教育(OJT)システムを構築し,その有用性を明らかにすることである。当該年度は,主に3つのことに取り組んだ。
1. 研究協力をいただく市町村の保健師全員で町の保健師として目指している活動は何 か,そしてその目指している活動を実現していくにはどのように仕事を進めていくとよいのかを話し合った。その中で職場環境として新任保健師がその仕事に関わってもある程度の目的が達成できるためには,「事業の目的,目標と流れの方向性を紙面で可視化する」「保健師同士の意見交換の場をどのようにもつか」「チームとしての仕事の配分を考え,誰がどこまで行うのかを明確にする」という3つのことを具体的に検討した。その後,可視化できる資料を作成した。
2. 研究者が以前取り組んでいた1年目の新任保健師が各種保健事業や家庭訪問の実践を通して,職場内でどのように個人・家族支援実践能力を身につけていくのかを愛知医科大学看護学部紀要にまとめた。
3. 紀要でまとめたことを活かし,新任保健師の個人・家族支援実践能力を町としてはどのように育成していくべきかを全員の保健師で話し合い,職場内教育(OJT)の基礎的教育資料試案を作成した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

職場内教育(OJT)の基礎的教育資料試案を作成することはできたが,実施・評価までは至っていないため。

今後の研究の推進方策

今年度は,個人・家族支援実践能力を育成するための職場内教育(OJT)の基礎的教育資料試案を基に,町の新任保健師,指導保健師,係長保健師とともに毎月実施・評価を行い,新任保健師の成長を確認しながら個人・家族支援実践能力を育成していく。

次年度の研究費の使用計画

物品費,旅費,人件費を予定通り使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 新任保健師1年目の保健指導能力育成に関わる体験2012

    • 著者名/発表者名
      若杉里実
    • 雑誌名

      愛知医科大学看護学部紀要

      巻: 11 ページ: 21-26

    • DOI

      1347-9873

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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