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2011 年度 実施状況報告書

地区組織活動を強化するコミュニティ・エンパワメントモデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23593372
研究機関神戸大学

研究代表者

中山 貴美子  神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (70324944)

研究分担者 草野 恵美子  千里金蘭大学, 看護学部, 准教授 (70346419)
鳩野 洋子  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20260268)
金子 仁子  慶應義塾大学, 看護学部, 教授 (40125919)
小寺 さやか  神戸大学, 保健学研究科, 講師 (30509617)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードエンパワメント / コミュニティ / 保健師 / 支援モデル / 地区組織活動
研究概要

本研究の目的は、地区組織がコミュニティ・エンパワメントすることを保健師が支援するモデルを開発することである。 今年度は、2回の会議を行った。会議では、モデルの目的・内容の検討と文献による事例分析を行った。その結果、モデルは、図式モデルに決定した。モデルの内容は、地区組織活動のプロセスと影響要因、保健師による支援方法を表すことにした。モデルの適用範囲は、行政単位の地域のレベルではなく、地区のレベルとした。地区の大きさは、問わないことにした。コミュニティ・エンパワメントの単位は、地域のレベルではなく、組織レベルとした。 モデル開発の方法は、文献検討から先進事例を選定しインタビュー調査を行うことにした。その後、モデル試案を作成し、事例への適用による妥当性の確認をすることにした。 文献検討は、保健関連雑誌より、地区組織活動のコミュニティ・エンパワメントの事例を抽出して行った。事例の選定条件は、地区での活動、組織エンパワメント、地域づくり、住民主体とし、保健師の関与は問わなかった。該当する事例は、13事例が選定された。13事例のうち、3事例を来年度のインタビュー調査の対象に選定した。インタビュー調査は、2012年の夏季に、原則2名の研究者がペアになって実施することにした。インタビュー調査では、モデルの要素を抽出する予定である。また、必要によって、保健師の地区組織活動の支援の実態調査を検討することにした。同時に、モデル開発方法の学習を継続することにした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

遅れた理由は、モデル開の内容の検討に時間を要したためである。

今後の研究の推進方策

今後は、モデルの開発方法に関する学習を継続するとともに、先進事例のインタビュー調査を行う予定である。また、インタビュー調査の結果を分析し、モデルの要素を抽出する。

次年度の研究費の使用計画

次年度は、インタビュー調査と研究者の会議に研究費を使用する予定である。また、インタビュー調査の分析のための、研究補助者の雇用に研究費を使用する予定である。

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公開日: 2013-07-10  

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