研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、壮年期男性の生活習慣病予防対策の知見を得るために、職域男性を対象とした「保健指導波及プログラム」を開発・実施し、その効果を評価することである。このプログラムは、健康教室参加者から学びを波及させ、教室に参加しない社員にも教育効果が及ぶことで社員全体の健康増進を目指したものである。結果は、教室参加者には一定の教育効果が認められたものの、非参加者に教育効果が波及されたとは言い切れないという結果に留まった。先行研究では波及効果が認められていることから、今後は波及に至らなかった要因を探ることが課題である。
地域看護、産業看護