虐待だけでなく要支援家庭を含めた対象の妊娠期からの虐待予防の支援のあり方について検討することを目的に実施した。調査対象者は保健師が支援を行った34要支援家庭で、リスク要因については養育者、家庭、子ども、その他の順に多く、リスク要因を把握した時期別には妊娠中、出生時期、全戸訪問時期、4か月健診時期の順に多かった。支援においては、養育者の身体・精神の健康への支援、子どもの健康・愛着・発達・発育をふまえて育児支援、家族等による養育者への支援、多機関による連携を基本として行われ、支援内容は、妊娠中、出生時期、4か月健診時期、全戸訪問時期の順に多くなっていた。
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