研究課題/領域番号 |
23593445
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
末弘 理惠 大分大学, 医学部, 教授 (30336284)
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研究分担者 |
三重野 英子 大分大学, 医学部, 教授 (60209723)
寺町 芳子 大分大学, 医学部, 教授 (70315323)
井上 亮 大分大学, 医学部, 教授 (10325714)
脇 幸子 大分大学, 医学部, 准教授 (10274747)
菅原 真由美 大分大学, 医学部, 助教 (90381045)
小西 佳代 大分大学, 医学部, 助教 (60336279)
若山 嘉子 大分大学, 医学部, 助手 (10583867)
甲斐 博美 大分大学, 医学部, 助教 (80443894)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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キーワード | ICU / 高齢者 / 急性期ケア / 適応 / ケアプログラム |
研究概要 |
研究の目的は、加齢による心身機能および適応力等の低下した高齢者が安全かつ安寧の状態で術後の治療を受け、早期回復を促すためのICUにおける高齢者のケアプログラムの開発である。 今年度は、その第1段階として、ICUに勤務し高齢者へ実際ケアを行っている看護師の語りによって、予定手術によりICUに入室した高齢者ケアの実際を明らかにし、高齢者のニーズとケア上の課題を抽出することを目的としていた。 研究の進捗状況としては、平成24年3月に倫理審査委員会の承認と当該部署より研究を行う承諾を得ている。現在、当該部署と面接日等の調整を行っている段階である。平成24年5~7月間にインタビューを実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度の予定では、ICUに勤務し高齢者へ実際ケアを行っている看護師の語りによって、予定手術によりICUに入室した高齢者ケアの実際を明らかにし、高齢者のニーズとケア上の課題を抽出することを目的として、インタビューを終える予定であった。しかし、当該病院の部署および病棟との調整、インタビューガイド作成等の進行度合いが予定どおり終えることができず、予定の進行よりやや遅れてしまった。
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今後の研究の推進方策 |
本研究は、4年間をもって段階的に進行する研究である。平成24年度の前半では、研究の第1段階である、ICU看護師からのインタビューを実施し、ICUにおける高齢者へのケアの実態を明らかにする。さらに、平成24年度後半~平成25年度前半において、ICUにおける高齢者の入室実態およびケアの状況を明らかにすべく、県内のICUで勤務する看護師を対象にケアニーズとケア課題を質問紙調査にて、明らかにする予定である。これら第1段階の研究結果を経て、平成25年度にはプログラム開発、平成26年度にはICUにて開発したプログラムを実施しその効果を検証する予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成23年度の残額は、旅費がみとめられたが、これは平成24年度のクリティカルケア看護学会(東京)、老年看護学会(石川県)等へ、研究代表者および研究分担者とともに参加し、研究に関する情報交換のために使用する予定である。 さらに、平成24年度の直接経費の使用計画として、前半はインタビュー・分析を行い、後半は県内のICU看護師を対象に高齢者ケアの実態と課題を明らかにするための質問紙調査の作成、発送を行うことを予定しているため、これらの調査において、使用予定である。
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