研究課題
最終年度は蓄積している逐語録の体裁がまちまちであったため、分析に向けて整理を行った。また、逐語録は1日2時間×6日間×3施設の会話という膨大なデータであるため、最も適切な分析方法の検討を行った。株式会社NTTが推進しているデータ数理システム「テキストマイニング」の採用の妥当性と使用方法を修得するために共同研究者とともにセミナーに参加した。その結果、本研究の分析方法として妥当であると判断し、分析用のPCならびにテキストマイニングのソフトを準備し、分析を進めているところである。最終目的は、分析内容に基づいたDVDの作成であったが、最終年度内で間に合わせることができず、DVD作成用の研究費は返還することとなった。しかしながら、分析が終了した際には、フットケアプログラム開発の研究成果を臨床に還元できるよう、テキストおよびDVDの作成に取り組む予定である。