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2014 年度 研究成果報告書

新規微小結晶マウント法とキセノン加圧誘導体調製法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 23600016
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 量子ビーム科学
研究機関公益財団法人高輝度光科学研究センター

研究代表者

熊坂 崇  公益財団法人高輝度光科学研究センター, タンパク質結晶解析推進室, 副主席研究員 (30291066)

連携研究者 牧野 正知  島根県産業技術センター, 研究員 (30529582)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード結晶解析 / タンパク質
研究成果の概要

放射光マイクロビームは蛋白質結晶学にも新展開を導き、10 um程度の微結晶で原子分解能の構造解析を可能にした。しかし研究開始当時の2011年にも微結晶の操作は難しかった。課題解決のため、細胞へのマイクロインジェクションを参考に新結晶マウント法を開発した。
ガラスの硬さを生かして作成した先端径15 umのテーパー形状のキャピラリは結晶を保持しつつ、凍結も可能にした。細さゆえ溶媒が減らせ、散乱X線を減らす効果が得られた。耐圧性を利用したガス加圧では、ねじ式ピンにキャピラリを取付け、加圧装置に直接つないだ。簡単な操作で卵白リゾチーム結晶のキセノン誘導体を作成でき、異常分散効果による位相決定も実現した。

自由記述の分野

放射光構造生物学

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公開日: 2016-06-03  

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