研究課題
基盤研究(C)
角度分解光電子分光(ARPES)は固体中の電子のエネルギー分散を観測するための有力な手法である。しかし、従来のARPESでは、数mm以上の大きさを持つ単結晶しか測定できず、研究対象が制約されるという問題があった。本研究では、この問題を解決するため、高輝度放射光によって10μm程度の試料の測定を実現することを目標に、必要となる要素技術の開発を行った。具体的には、微小試料の結晶方位を装置内で確認して方位出しをする方法の開発や、冷凍機の低振動化対策を進めた。
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放射光学会誌
巻: Vol. 25、No. 1 ページ: 22-28
http://www.jssrr.jp/journal/pdf/25/p22.pdf
J. Synchrotron Rad.
巻: Vol. 18,Part 6 ページ: 879–884
10.1107/S0909049511034418