海外調査で病児や被虐待児などを効果的に支援するセラピューテックな遊びに関する知識や技術を学び、日本のHPS教育、病児の在宅支援、児童相談所における協働事業に導入した。国際シンポジウム開催では病児や重度の障害児の遊びのニーズに関する理解が深まり、ワークショップ開催では小児医療に関わる様々な専門職の対話の場の提供や、HPSの包括的な学術領域の可視化ができたと考える。HPSの専門性を示すエビデンスとして発行してきた事例集は、HPSのキャリアラダーの形成にも役立ち、学び続ける専門職としてのありかたを示した。 科研費による研究は海外の研究会においても発表し日本におけるホスピタル・プレイの国際理解を深めた。
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