研究課題
基盤研究(C)
本研究では,情報理論における相互情報量に基づくディジタル医用画像の総合的画質評価法を確立することを目的として,画像のノイズ特性,解像特性,コントラスト特性の3つの特性と相互情報量の相関関係を明らかにし,提案手法の優位性と汎用性を実証した。また、解像特性とノイズのトレートオフの関係について解明すると共に両特性の画質へのそれぞれの寄与率を定量的に明らかにした。さらに、相互情報量という画質の評価尺度を異なるモダリティ画像、特にマンモグラフィ画像の画質評価への応用展開を行い、その有用性を確認した。以上の結果から、相互情報量によるディジタル医用画像の総合的画質評価法の確立ができたと考える。
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