研究課題/領域番号 |
23611016
|
研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
山岡 俊樹 和歌山大学, システム工学部, 教授 (10311789)
|
キーワード | メンタルモデル |
研究概要 |
メンタルモデルの構築度とメンタルモデル構築をサポートする手がかりの研究を実施した.メンタルモデルの構築度に関して,(1)操作プロセスの最初,中間および最後の段階でのタスクの達成度の遷移を見てゆく方法,(2)操作の階層の視点から,下位の階層に分岐する際の操作達成確率と分岐後の最終タスク達成までの達成確率からメンタルモデル構築度の計算式を作成した. 学会発表は前年度の成果であるメンタルモデルに基づく可視化方法ほかに基づく内容を発表した.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
HMI(Human Machine Interface)を構築する際,一番核となるユーザのメンタルモデルをデザインや設計に反映できる道筋をつけることができた.本年度は現場で活用できるように完成度を上げてゆく.
|
今後の研究の推進方策 |
フレームワークができたので,本年度は確認の実験を行い,ガイドライン他としてまとめ,学会他で広報する.
|
次年度の研究費の使用計画 |
実証実験,その成果の取りまとめの費用および学会での発表に係る諸費用に使用予定である.
|