研究課題/領域番号 |
23611023
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田村 良一 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 准教授 (20253544)
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研究分担者 |
平井 康之 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 准教授 (10336084)
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キーワード | デザイン / 感性 / 高齢者 / パーソナル移動補助機器 / サービス |
研究概要 |
今年度は、研究代表者がサバティカルを取得していた期間に、研究分担者と作業を分けて実施した調査結果のまとめを行った。また、それらの結果を踏まえ、高齢者を対象とした追調査を実施した。 具体的には、研究代表者は、移動に係るサービスとして7種類の公共交通機関を取り上げ、そこにみられるサービスプロセス、利用に際して得られた満足の種類、要因などをテーマとして、3件の国際学会における研究発表を行った。研究分担者は、本研究で精緻化を試みようとしている「感性シート」を用いた杖を評価対象とした調査結果を整理し、使い勝手やデザインに関する課題、本調査シートの課題などを抽出するとともに、論文投稿へ向けての準備を行った。また、これらの結果を踏まえ、本研究の総括に向けて、パーソナル移動補助機器を使用/未使用の高齢者を対象とした追調査を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者のサバティカル取得に伴い、研究分担者と作業を分けて調査を実施したが、その結果の統合に時間を要した。また、それらの結果を踏まえ、追調査を行うことにしたが、その実施に際しても時間を要した。その結果、研究期間の全体を総括する考察、学会への論文投稿、口頭発表ができていない。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、昨年度に実施した追調査の結果を整理するとともに、研究期間の全体を総括し、その成果の学会への論文投稿、口頭発表を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成24年度研究代表者のサバティカル取得に伴い、研究分担者と作業を分けて調査を実施したが、その結果の統合に時間を要した。また、それらの結果を踏まえ、パーソナル移動補助機器を使用/未使用の高齢者に対するヒアリング調査数を増やすことにしたが、その実施に際して時間を要した。その結果、過去2カ年の調査結果を含めた本研究の総括ができておらず、学会等での研究成果の報告、発表の機会をもてていない。 本年度は、本研究の総括をするとともに、学会等での研究成果の報告、発表することとし、その経費の一部に充てる。
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