研究課題/領域番号 |
23611032
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
串山 久美子 首都大学東京, システムデザイン学部, 教授 (30453038)
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研究分担者 |
馬場 哲晃 首都大学東京, システムデザイン学部, 助教 (30514096)
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キーワード | インタラクティブ / インタフェース / デジタルサイネージ / タンジブル / 触覚ディスプレイ / メディアアート |
研究概要 |
本研究では、これまでの研究を基にデジタルサイネージとしての視触覚ディスプレイの技術の最適化とデザインおよび人間工学的な検証を促進させるために下記のような研究内容を計画し実施している。 24年度は、23年度の成果を元に計画に基づき引き続き次の研究をおこなった。①ハードウエアの最適化、ユニット化への技術開発で開発した 9インチユニット型視触覚ディスプレイを使用したデザインの検討②の提示画像の書き換え可能なソフトとして、ディスディスプレイ上の画像をキャプチャできるソフトウエアの開発をおこなった。ディスプレイにあったコンテンツのソフトウエア開発とコンテンツ作成を行った。また、遠隔地からの操作が容易なソフトウエア開発としてiPhoneを使用したソフトウエア開発実験をおこなった。③人間工学的データの検証として、iPhoneを使用したソフトウエア開発実験については、ヒアリングなどの検証をおこなった。④子供や障害者に対して触覚に関する検証として、国立特別支援教育総合研究所の常設展示を行い来館者にヒアリングをした。また、一般公開の展示として、2012年10月DCEXPO2012日本科学未来館にて3日間の連続展示を行い感想を収集した。各技術的基盤の実験を進めることを通じて情報工学と表現の基礎的な研究を行い、研究成果としてACM.Siggraph Emerging Technology採択や,6件の国際会議発表,8件の国内会議発表などを行った。当初の画を元に、計画通り以上の研究の実績を上げている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
24年度は、23年度の成果を元に引き続き研究を行った。特に、①で開発した 9インチユニット型視触覚ディスプレイを使用したデザインの検討②の提示画像の書き換え可能なソフトとして、ディスディスプレイ上の画像をキャプチャできるソフトウエアの開発をおこなった。ディスプレイにあったコンテンツのソフトウエア開発とコンテンツ作成を行った。また、遠隔地からの操作が容易なソフトウエア開発としてiPhoneを使用したソフトウエア開発実験をおこなった。③iPhoneを使用したソフトウエア開発実験については、ヒアリングなどの検証をおこなった。④子供や障害者に対して触覚に関する検証として、国立特別支援教育総合研究所の常設展示を行い来館者にヒアリングをした。また、一般公開の展示として、2012年10月DCEXPO2012日本科学未来館にて3日間の連続展示を行い感想を収集した。各技術的基盤の実験を進めることを通じて情報工学と表現の基礎的な研究を行い、研究成果としてACM.Siggraph Emerging Technology採択や,6件の国際会議発表,8件の国内会議発表などを行った。当初の画を元に、計画通り以上の研究の実績を上げている。
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今後の研究の推進方策 |
25年度は、前半は引き続き開発と研究を行い、後半は2年間の開発を基に論文成果や展示発表を行う。特に①、②の成果として、一般へむけた インタラクション触視覚ディバイスの発表とデジタルサイネージデザイン実パブリックな場所での展示や、 ③人間工学的データのまとめ、論文執筆 ④障害者支援への実践まとめ、論文執筆 ⑤研究成果発表として国内外での学会や一般へむけた展示や論文発表、また、企業へ向けた産学の交流を積極的に図る。
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次年度の研究費の使用計画 |
25年度は、前半は引き続き開発と研究を行い、後半は2年間の開発を基に論文成果や展示発表を行う。特に①、②の成果として、一般へむけた インタラクション触視覚ディバイスの発表とデジタルサイネージデザイン実パブリックな場所での展示消耗品(100,000)や、 ③人間工学的データのまとめ、謝金(100,000) ④障害者支援への実践まとめ、謝金(100,000) ⑤研究成果発表として国内外での学会や一般へむけた展示や論文発表(600,000)、また、企業へ向けた産学の交流を積極的に図る。
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