研究課題
基盤研究(C)
本研究は、通常学級に在籍する軽度発達障害児を対象として、教科書で扱う物語の登場人物の感情や抽象概念の理解を促す手段として、それらを可視化して伝えるデザイン提案を目的とした。まず、「物語のあらすじ」「登場人物の感情」「抽象概念」をイラストや動画で可視化するデザインの検討を行い、デジタル版物語「あめ玉」と「ごんぎつね」を制作した。そして、発達障害児11名を対象として、試作したデジタル物語を用いて理解度テストを行い、その効果が確認された。
デザイン学