本研究は、人とロボットなどの人工物との社会的共存のための要件を探るため、演劇の手法を用いて人工物が行う人への応答などのコミュニケーションデザインを明らかにすることを目的とする。今研究期間では、人工物の動作生成に関わる研究を行った。 動作生成については、俳優が行う感情を表す動作をモーションキャプチャで獲得し、感情モデルに従ってそれを適用先のロボットのキャラクタに合わせて適用する手法を実現した。また、人工物と俳優が共演する演劇公演を上演する際に、その観客の行動データを収集するための環境を整えることができた。
|