• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

組み込み型機器のためのGUIデザインパターンの体系化および活用

研究課題

研究課題/領域番号 23611055
研究機関兵庫県立工業技術センター

研究代表者

平田 一郎  兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 研究員 (80470243)

キーワードGUI / ユーザインタフェース / デザインパターン / 設計手法
研究概要

GUI設計手法を構築した。最初に「収集したGUIデザインパターン」と「構造化デザインコンセプト」との対応付けと、GUIデザインパターンの再分類を行った。構造化デザインコンセプトとの対応付けは、作成した18種類の中位コンセプト項目との対応づけを行った。GUIデザインパターンの分類方法として、昨年度までに「デザイン」「機能」、「画面サイズ」「入力デバイス」の観点から分類した。今年度は、GUIデザインパターンに優先順位をつけ、設計時に活用する方法について検討した。学会等でヒアリングを行い、GUIデザインパターンを「操作構造」「UIガイドライン」「デザインガイドライン」「画面構成」「情報提示」「操作機能」「GUIパーツ」の7種類に分類した。さらに、7種類に分類したGUIデザインパターンを下記の4階層に構造化した。第1階層から順に選択していく方法である。
・第1階層:操作構造(GUI画面の構造に関する事例)
・第2階層:UIガイドライン(操作の流れに関する考え方)、デザインガイドライン(表現方法に関する考え方)
・第3階層:画面構成(レイアウトに関する項目)、情報提示(情報の表示方法に関する事項)、操作機能(操作方法に関する項目)
・第4階層:GUIパーツ(操作ボタン、表示ボタン等のパーツ)
上記の分類をもとに、GUI設計手法を構築した。構築したGUI設計手法は、最初に(1)システムの概要を決め、それに従い(2)システムの詳細を決定し(3)可視化(4)評価を行う方法である。GUIデザインパターンは「(4)可視化」プロセスで活用する。この設計手法について共著で書籍を執筆した(デザイナー、エンジニアのためのUX・画面インターフェースデザイン入門、日刊工業新聞社発行)。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] A Logical Design Method for User Interface Using GUI Design Patterns2013

    • 著者名/発表者名
      Ichiro Hirata, Toshiki Yamaoka
    • 雑誌名

      15th International Conference of HCI International 2013 Proceedings

      巻: Human-Computer Interaction ページ: 361-370

    • DOI

      10.1007/978-3-642-39232-0_40

    • 査読あり
  • [学会発表] 様々なデザインに適合する汎用システムデザインプロセスの応用- 12013

    • 著者名/発表者名
      平田一郎、前川正実、安井鯨太、山岡俊樹
    • 学会等名
      日本デザイン学会 第60回春季研究発表大会
    • 発表場所
      筑波大学会館
    • 年月日
      20130622-20130622
  • [学会発表] 組み込み型機器のためのGUI設計手法の提案2013

    • 著者名/発表者名
      平田一郎、山岡俊樹
    • 学会等名
      第48回人類働態学会全国大会
    • 発表場所
      和歌山大学システム工学部
    • 年月日
      2013-06-16
  • [図書] デザイナー・エンジニアのためのUX・画面インタフェースデザイン入門2013

    • 著者名/発表者名
      山岡俊樹、前川正実、平田一郎、安井鯨太
    • 総ページ数
      210ページ
    • 出版者
      日刊工業新聞社

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi