研究課題
基盤研究(C)
ADAMTS1はマトリックス分解酵素であり強力な血管新生抑制作用を持つ。ADAMTS1のリンパ管新生への効果と、担がんマウスモデルにおけるがん組織中の内圧と腫瘍増殖、リンパ管新生の関係について検討した。リンパ管内皮細胞に強制発現させたADAMTS1は、VEGFCと複合体を形成しVEGFR3のシグナル伝達を阻害することでリンパ管新生を抑制することが明らかになった。また、内圧の増大する腫瘍にVEGFCを投与しリンパ管を形成させると、腫瘍の増大が抑制された。さらに、伸展刺激がADAMTS1やリンパ管新生関連遺伝子の発現に影響を与えている可能性が示唆された。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (18件)
Exp. Cell Res
巻: 323(2) ページ: 263-75
10.1016/j.yexcr.2014.03.002
Transl Oncol
巻: 6(4) ページ: 398-404
10.1593/tlo.13274
Cancer Sci. 2012
巻: 103(10) ページ: 1889-1897
10.1111/j.1349-7006.2012.02381.x
Cell Biol Int. 2011
巻: 35 ページ: 1-8
10.1042/CBI20100290
Am. J. Reprod. Immunol. 2011
巻: 66(2) ページ: 90-9
10.1111/j.1600-0897.2010.00956.x