研究課題
基盤研究(C)
細胞分裂の際、娘細胞へと染色体を分配する過程は、適当な大きさと形状を持つ両極性紡錘体によって行われる。本研究では、定量的な力測定法を用いて、紡錘体伸長機構の基盤をなすメカニズムの解明を試みた。主な成果を以下に記す:(1)染色体を輸送するモータータンパク質の運動を紡錘体内でリアルタイム観察する実験系を構築した。(2)紡錘体の大きさを決めるパラメータが分かった。(3)紡錘体の極間軸方向の力学特性を明らかにした。(4)分裂後期細胞が発生する力の定量化に成功した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (4件) 備考 (2件)
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