緑の多い森林環境内で呼吸代謝計測システム(K4b2)を装着して、通常のウォーキング(GW)とストックを用いたノルディックウォーキング(NW)を行ったところ、NWがGWよりエネルギー消費量が増加していた。またNWを繰り返し行うことで、快感情の増加や動脈硬化指数の改善が認められ、NWは生活習慣病の予防・改善に有効であることが示唆された。 大滝NWコース、定山渓温泉森林浴コースなどで歩行時の消費カロリーを測定し、ウォーキングマップを作成することで、当地での提供プログラムに反映させた。北海道大学内にも同様のマップを作成した。地元住民、観光客の健康づくりの参考になるものを完成させることができた。
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