研究課題/領域番号 |
23614009
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
藤田 武弘 和歌山大学, 観光学部, 教授 (70244663)
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研究分担者 |
大浦 由美 和歌山大学, 観光学部, 准教授 (80252279)
大西 敏夫 和歌山大学, 経済学部, 教授 (90233212)
内藤 重之 琉球大学, 農学部, 教授 (30333397)
李 只香 九州共立大学, 経済学部, 教授 (80309731)
八島 雄士 九州共立大学, 経済学部, 教授 (00320127)
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キーワード | 都市農村交流 / 企業CSR / コミュニティビジネス / 地域づくり |
研究概要 |
近年の「企業の森」事業に対する事業者側の意識変化の特徴として,①従業員の環境教育,②地域社会への貢献志向が強く,「関心がある」割合も約6割に及ぶとされている。さらに「企業の森」設定箇所数も右肩上がりで増加するとともに,複数箇所に活動拠点を設ける企業も参加企業の約4割を占める。さらに,活動年数の長い企業では「複合的な活動(人材育成や地域づくりとの連携)」を志向する事例もみられるようになるなど,まさに都市と農山村との協働推進に資する動きが拡がりつつあることが確認された(国土緑化推進機構からのヒアリング等による)。 また,韓国農村調査を通じてベンチマーキングしている内発的なコミュニティビジネスの創造に際しては,行政と地域さらには地域支援団体を繋ぐ「中間支援組織」に,その出自に由来する幾つかのタイプがあり,それぞれにメリットとデメリットが存在することも明らかとなった(韓国建国大学との共同研究より)。
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