インバウンド戦略を検討するために定量的調査を実施し、外国人が意識する日本のイメージや強み、及びおもてなしを含めた日本における観光の魅力等について把握するとともに、同じ日本を対象とした日本人による国内観光旅行がどのような需要によって生じているかに把握を試みた。特に、今年度の分析では訪日人数が欧米において最も多く、長期に渡って安定的に多いアメリカ人を対象に調査を実施した。その結果、アメリカ人が思う日本人の強みは、文化・人・食にあることが示さ、その一方で日本人が思う日本の強みがおもてなし・安全・治安というように両者で一致しないことが明らかとなった。
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