研究課題
基盤研究(C)
温泉観光地を例として、観光まちづくりにおける利害関係者間の競争と協働のバランスを、社会学的観点から分析した。主たる研究方法は全国の温泉観光地の宿泊施設を対象に実施した大規模アンケート調査(150温泉地の2,048施設)であり、特徴的な温泉観光地の事例調査と観光統計データの分析も補助的におこなった。調査データの分析を通じて、観光まちづくりの成功には基本的に競争よりも協働の側面の方が重要であることが確認された。
社会学