沖縄県内のホテル従業員を対象に,高橋(1997)等の先行調査を踏まえた調査票を用い「ES調査」を実施しました。最も厳しい想定と回収率で算出した218サンプルを母集団の就業部門比率に応じて抽出しました。調査先事情もあり,回収が6月初旬となり現時点で調査結果の分析はできていません。しかし,予備調査では沖縄県の宿泊業就業者の様々な在職,離職意向の特性が判明しました。また従業員の在職・離職意向する矛盾した回答も散見されました。本調査では,主成分分析等を用い,これら特性や矛盾,そして在職,離職の際,家族の意向を重視する地域特性等について順次明らかにし公刊,公表して行きます。
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