研究課題
基盤研究(C)
クローン病(CD)や潰瘍性大腸炎(UC)は高率に栄養障害を呈する難治性の炎症性腸疾患である。本研究では、両疾患のエネルギー代謝について、間接熱量測定にて検討した。UCでは、疾患活動性とエネルギー消費量は相関し、治療後に消費エネルギーは低下した。一方、CDでは、疾患の活動性とエネルギー消費量とに関連はなかったが、治療後に呼吸商が上昇し、燃焼基質が脂質優位から糖質有意へと変化した。両疾患とも、エネルギー代謝の変化には炎症性サイトカインIL-6との関連が示唆された。
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J Clin Biochem Nutr
巻: 53 ページ: 122-127
10.3164/jcbn.13-18