研究課題
基盤研究(C)
現在、糖尿病の食事療法として、食品交換表を用いたカロリー制限食のみが推奨されているが、患者によっては習得と継続が困難な場合も多く、より簡便で継続可能な食事療法の開発が望まれている。炭水化物を中心に指導する基礎カーボカウントは、2型糖尿病患者に対する簡便で有効な食事療法になる可能性があるものの、一方で、脂質やタンパク質を過剰に摂取する可能性があるため脂質異常症や腎症への影響が危惧される。我々は、初めて、インスリン非使用の2型糖尿病患者において、カーボカウント法が従来の食品交換表を用いたカロリー制限法と比較して、同等以上に有効かつ安全であることを示した。
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月刊糖尿病
巻: 5(5) ページ: 82-89