研究課題
基盤研究(C)
慢性腎臓病(CKD)の末期に導入される血液透析患者の死因の約40%は、高リン血症がもたらす心血管疾患である血液透析時には半数の患者で既に血管石灰化の進行がみられ、早い段階でのリンの栄養管理が重要となってきた。本研究では、骨と血管の臓器相関から見た異所性石灰化の分子基盤を明らかにすることを目的とした。破骨細胞並びに石灰化させたヒト大動脈血管平滑筋細胞を用いてリン調節候補分子とリン調節ホルモンによる機能を検討し、異所性石灰化につながる可能性を明らかにした。今後も継続して検討することで、CKD早期からの異所性石灰化抑制や新たな栄養療法の開発につながると考えている。
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