研究課題
基盤研究(C)
非環式レチノイドの1つであるゲラニルゲラノイン酸(GGA)の肝癌予防作用における細胞死誘導メカニズムを細胞および分子レベルで解析した。GGAは肝癌細胞に対して初期autophagyを誘導するが、autolysosomeの形成に至らない不完全なautophagy応答を誘導した。GGAによる初期autophagy誘導のメカニズムを解析した結果、肝癌細胞ではGGA処理後15分以内に、1)変異p53蛋白の核内移行、2)ミトコンドリアにおけるO2-の産生亢進、3)小胞体ストレス応答(UPR)などが観察された。GGAによる小胞体UPRを介した初期autophagyの誘導を明らかにした。
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Biochem Biophys Res Commun
10.1016/j.bbrc.2014.05.079
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