研究課題
基盤研究(C)
本研究では肝内脂肪量の定量評価、内臓脂肪体積と腹部皮下脂肪体積の定量評価を指標に用いて、生活習慣病予防と健康増進を目指す食事理論構築を目的に検討を行った。横断的、前向き検討の結果、BMI 25以上、メタボリックシンドロームでデスクワーク中心の例では、標準体重 1 kgあたり28 kcal、栄養バランスは炭水化物55~55%、脂質25~30%、蛋白質15~20%の食事は1年間で肝内脂肪量を平均56%減少し、内臓脂肪体積と腹部皮下脂肪体積を共に平均22%減少し、生活習慣病に関わる臨床指標(血圧、血糖、脂質、HOMA-R)を有意に改善した。脱落やリバウンドは認めず、有効性と妥当性が示された。
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Obesity Research and Clinical Practice
巻: 5 ページ: e129-e136
10.1016/j.orcp.2010.12.007
http://www.marianna-u.ac.jp/taisya/