研究課題
挑戦的萌芽研究
2006年にNVIDIA社が汎用計算向けのGPU環境としてCUDAを公開して以来、長い計算時間を要する多くの処理がGPUに移植され高速化を実現してきた。スーパーコンピュータを用いた大規模な計算ではGPU間のデータ転送速度が特に重要になる。中でも高速フーリエ変換は特にこのGPU間の転送量が多く、通信パターンも全対全と効率が低下しやすい。スーパーコンピュータTSUBAME2.0においてホストとデバイス間のPCI-Express転送やノード間のInfiniBandネットワーク通信を適切にスケジューリングする手法を提案し、多数のユーザのジョブ間で共有されるネットワーク網の性能を引き出すことに成功した。
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情報処理学会論文誌コンピューティングシステム
巻: Vol. 4, No. 4 (ACS 35) ページ: 169-179