研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、仮想機械のRISC化を目標に汎用性と高速性を持つ型付中間言語の設計に挑んだ。低水準命令列に関する既存の依存型による型検査技法をベースとし、ビットレベル操作におけるfixnumの実現とシフト命令への対応を目標に場合依存型という新しい概念と二分決定グラフ(BDD)を、オブジェクトの初期化における循環データ構造への対応を目標にprovisional assumptionsという新しい概念を、高速な多次元配列操作への構造的対応を目標に添え字計算に関する新しい述語を、それぞれ検討できた。
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