• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

動的リコンフィギャラブルシステム向けの処理記述手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23650024
研究機関岡山大学

研究代表者

渡邊 誠也  岡山大学, 自然科学研究科, 助教 (90304336)

キーワードリコンフィギャラブルシステム / 言語処理系 / 記述言語 / 動的再構成 / ハードウェア設計環境
研究概要

本研究では,動的リコンフィギャラブルシステム上にアプリケーションを実装する際の設計方式に関して,プログラミングおよびハードウェア記述手法とリコンフィギャラブルデバイスの制御手法に着目し評価と検討を行い,生産的でかつ効率的なアプリケーション記述手法を明確にすることを目指す.特にアプリケーションの記述言語とその言語処理系に着目し,動的なデバイス向けの設計手法の開発に取り組み,動的リコンフィギャラブルシステム用のアプリケーションを効率的に設計・開発する枠組みを記述言語レベルから提案することを目指す.平成25年度は,前年度から引き続き,既存のハードウェア記述言語,プログラミング言語を用いたハードウェア設計手法に関する調査を継続するとともに,それらの言語処理系(検証系,合成系)の研究調査,および動的リコンフィギャラブルデバイスに適した記述手法開発を中心に以下の研究に取り組んだ.
1.動的リコンフィギャラブルデバイス向けのアプリケーション記述言語の開発:  既存のハードウェア記述言語およびプログラミ ング言語を用いたハードウェア設計手法に関する調査に取り組むとともに,ハードウェアでの処理に必要な基本的な演算器および具体的なアプリケーションの設計を行い,動的リコンフィギャラブルデバイス向けのアプリケーション記述手法の検討および記述言語の開発に取り組んだ.
2.動的なハードウェア構成情報の生成手法の検討:  実行時に動的にハードウェア構成情報を生成する手法,既存のハードウェア記述言語への変換手法と処理系への実装に関して検討を進めた.
3.言語処理系の開発:  1.の記述手法を具現化するために,既存のハードウェア記述言語の拡張による処理系の実現とそれを用いた評価,およびプロトタイプの言語処理系の開発を進めた.

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] GPGPUプログラミング環境としてのOpenCLとOpenACCの比較評価

    • 著者名/発表者名
      小林直人
    • 学会等名
      平成25年度 (第64回) 電気・ 情報関連学会中国支部連合大会
    • 発表場所
      岡山大学 (岡山市)
  • [学会発表] FPGA上に構成される種々のWallace Tree型乗算器の比較評価

    • 著者名/発表者名
      三皷利明
    • 学会等名
      平成25年度 (第64回) 電気・ 情報関連学会中国支部連合大会
    • 発表場所
      岡山大学 (岡山市)
  • [学会発表] SFLにおける設計要素パラメタライズのための構文拡張とその評価

    • 著者名/発表者名
      栗谷本賢志
    • 学会等名
      第39回パルテノン研究会
    • 発表場所
      中央大学 (東京都)
  • [学会発表] Blokus DuoのSFL記述による設計とFPGA実装

    • 著者名/発表者名
      山本歩夢
    • 学会等名
      第39回パルテノン研究会
    • 発表場所
      中央大学 (東京都)
  • [学会発表] 任意形式の浮動小数点演算に対応したハードウェア設計環境の構築

    • 著者名/発表者名
      森本貴宏
    • 学会等名
      電子情報通信学会 2014年総合大会
    • 発表場所
      新潟大学 (新潟市)
  • [学会発表] 遺伝子配列の解析における相同性検索の FPGA 実装

    • 著者名/発表者名
      藤井惇司
    • 学会等名
      電子情報通信学会 2014年総合大会
    • 発表場所
      新潟大学 (新潟市)

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi