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2012 年度 実績報告書

半開示動画スクランブリングを用いたDRM技法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23650036
研究機関北海道大学

研究代表者

姜 錫  北海道大学, 情報科学研究科, 助教 (70360930)

キーワードDRM
研究概要

半開示スクランブル技法を用いたデジタル著作権管理システムを開発する際,特に問題として考えられるのは,現在行われている様々な画像復元プログラムによる攻撃に対する検討と定量的に劣化度合いを調節するため生じる動画に対してのスクランブリング後のデータ量の増加である.画像の復元プログラムによる攻撃に対しては,様々な攻撃や復元手法に対しての検討を行い,その有効性を確かめた.また,スクランブリング後のデータの量に関して,先行研究では10%以上も動画のファイルサイズが増加してしまう難点があり,それを改善する必要がある.本研究では,定量的な劣化度合いの制御によるファイルサイズの増加を5%未満に抑えることを目指して研究を行い,画像と動画に対してファイルサイズの増加を5%未満に抑えることができた.
尚,インターネット上で行われるコンテンツ配信システムには無線LANとモバイル端末へ向けのコンテンツ配信においての著作権管理が重要な問題になっている.そのため,通常のパーソナルコンピュータよりも一般に性能が落ちるモバイル端末による本手法の実現の可能性と日々ごと使用者が増えている携帯市場向きのコンテンツ配信システムにおいての著作権管理システムに関する研究を行い,Android端末で駆動する半開示スクランブル技法を提案し,その有効性を確かめた.
一方,本研究の内容や関連研究紹介と画像に対する半開示スクランブル技法に関するプログラムを関連ホームページを立ち上げ公開した.

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] BPCSステガノグラフィ法における複雑度分布を用いた複雑領域判定の閾値の再設定

    • 著者名/発表者名
      原田翔平,姜錫,坂本雄児
    • 学会等名
      情報セキュリティ研究会
    • 発表場所
      北海道工業大学(札幌市)
  • [学会発表] BPCSステガノグラフィ法における複雑領域判定に関する検討

    • 著者名/発表者名
      原田翔平,島浦紳吾,姜錫,坂本雄児
    • 学会等名
      マルチメディア情報ハイディング・エンリッチメント研究会
    • 発表場所
      東北大学(仙台市)
  • [備考] DRMグループホームページ

    • URL

      http://mcm-lab.ist.hokudai.ac.jp/drm/index.html

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公開日: 2014-07-24  

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