研究課題
本研究では,センサ環境における移動ロボットの行動支援のため,移動ロボット技術とデータベース技術を統合した移動ロボットデータベース技術を開発することを目指した.近年の移動ロボットは,確率的な位置推定技術を基盤として処理の高度化が進んでいる.一方,データベースの研究分野では,時間的・空間的情報を表現・問合せ可能な時空間データベース技術や,センサ情報や確率的情報の扱いに関する研究の取組みが盛んとなっている.本研究ではこのような流れを踏まえ,以下の研究を実施した.1. 移動ロボットによるセンシングを一種のセンサデータベースとして捉え,その問合せ処理技術(移動センシングの計画・実行処理等)について開発を行った.2. 移動ロボットの確率的な曖昧な位置情報に基づく問合せ処理や移動履歴の検索に関する研究を実施した.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
IEICE Transactions on Information and Systems
巻: Vol. E97-D, No. 4 ページ: 694-704
10.1587/transinf.E97.D.694
日本データベース学会論文誌
巻: 12 ページ: 55-60
http://www.db.ss.is.nagoya-u.ac.jp/