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2012 年度 実績報告書

身代わりキャラクタのリアルタイム直接操作によるeラーニング教材作成システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 23650051
研究機関九州工業大学

研究代表者

乃万 司  九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (60228351)

キーワードキャラクタアニメーション / プレゼンテーション
研究概要

平成23年度には,研究代表者自身が,テレビや講演ビデオ,e-Learning教材などを対象に,一般に優れたプレゼンターがプレゼンテーションにおいてどのようなジェスチャを行っているか.また,それらはどのような意味を持っているかを調査した.この調査の結果,ジェスチャボキャブラリを整理する体系の原型を開発した.
また,この体系に基づき,操作体系(インタラクション)の原型を決定した.また,その操作体系と出力の仕様に基づき,システムの概要を決定し,システム用のPCを導入した.このPC上で,ジェスチャの確率的遷移や,マウスやキーボードなどのデバイスによる操作の実験を進めた.また,操作体系については,新しい入力方式の着想を得て,それについてもあわせて実験を行った.
平成24年度には,実際のプレゼンテーションにおけるジェスチャを,文献ならびにビデオによってさらに調査し,その中で最も特徴的なビデオ(コンテンツ)を題材に,大学院生の協力を得て,聴衆がプレゼンターのジェスチャからどのような意味・意図を汲み取れるかという視点で調査し,一応の体系を得た.また,それらの調査方法についても検討した.さらに,前年度に開発を進めた操作体系をもとに,システムの仕様を決定した.
当初は,プロトタイプシステムを実現し模擬授業による実験までを行う予定であったが,ジェスチャの体系化に時間を要したため,システムは完成に至らなかった.そのためまだ実験ができていないが,今後は,現有の資源を利用して,プロトタイプの実現から実験までを引き続き進める予定である.

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公開日: 2014-07-24  

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