立体映像コンテンツによるユーザ体験の解明と効能を増進するための表現技術の開発

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23650054
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: メディア情報学・データベース
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 河合 隆史 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90308221)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 立体映像 / コンテンツ / ユーザ体験 / 表現技術 / 情緒表現

研究概要

立体(3D)映像によるユーザ体験に寄与する心理的コンポーネントとして情緒表現に着目し、コンテンツの特徴量との対応付けを行った。ケーススタディとして著名な3D 映画を対象として、情緒表現シーンの視差分析を行った。分析の結果から、特定の感情表現を増進するための視差操作を定量化し、その有効性を検証した。

研究成果

• [雑誌論文] Disparity analysis of 3D movies and emotional representations (2013)
  • 著者名/発表者名: T. Kawai,M. Hirahara,Y. Tomiyama,D. Atsuta, J. Hakkinen
  • 雑誌名: SPIE 巻: Vol.8648 ページ: 86480Z-1-9
  • 査読あり
• [雑誌論文] 立体映像技術の研究開発動向 (2013)
  • 著者名/発表者名: 奥井誠人,小池崇文,河合隆史,高木康博,吉川浩,藤井俊彰,氏家弘裕
  • 雑誌名: 映像情報メディア学会誌 巻: Vol.67,No.1 ページ: 46-52
• [雑誌論文] 臨場感の設計・評価に関する新たなパラダイム (2012)
  • 著者名/発表者名: 河合隆史
  • 雑誌名: 電子情報通信学会技術研究報告 巻: Vol.112,No.277 ページ: 13-18
• [雑誌論文] Depth enhancement of S3D content and the psychological effects (2012)
  • 著者名/発表者名: M. Hirahara,S. Shiraishi,T. Kawai
  • 雑誌名: SPIE 巻: Vol.8288 ページ: 82881N-1-11
  • 査読あり
• [学会発表] 立体映像の視差量の操作と情緒表現への影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 熱田大貴,富山勇也,金相賢,盛川浩志,三家礼子,河合隆史,J. Hakkinen
  • 学会等名: 日本人間工学会第54回大会
  • 発表場所: 千葉
  • 年月日: 2013-06-01
• [学会発表] 3D ergonomics research-recent issues on stereoscopic imaging (2012)
  • 著者名/発表者名: T. Kawai
  • 学会等名: CC3DR2012
  • 発表場所: 韓国・ソウル(招待講演)
  • 年月日: 2012-06-28
• [学会発表] ハリウッド3D 映画の視差分析と表現方法の検討(1) (2012)
  • 著者名/発表者名: 富山勇也,平原正広,熱田大貴,河合隆史
  • 学会等名: 日本人間工学会第53回大会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2012-06-10
• [学会発表] ハリウッド3D 映画の視差分析と表現方法の検討(2) (2012)
  • 著者名/発表者名: 平原正広,富山勇也,熱田大貴,河合隆史
  • 学会等名: 日本人間工学会第53回大会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2012-06-10
• [学会発表] Ergonomic analysis of Hollywood 3D films and the representation trends (2012)
  • 著者名/発表者名: T. Kawai,M. Hirahara,Y. Tomiyama,D. Atsuta
  • 学会等名: ESK Spring Conference 2012 & 14th Korea-Japan Joint Symposium
  • 発表場所: 韓国・済州島
  • 年月日: 2012-05-25
• [学会発表] ソーシャルメディアと立体視- クリエータの視点から (2011)
  • 著者名/発表者名: 河合隆史
  • 学会等名: 日本人間工学会関東支部第41回大会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2011-12-11