人の五感から得られた情報は脳の中で繰り返し再生されて情報の骨子が取り出される.新しい外部情報が入ったとき既に記憶されている骨子が誘起される.この研究では,内部的に繰り返し再生してすこしずつ変更を加えてゆくところをモデル化して実際のロボットに載せる方法の一部を明らかにした.また,皮膚が温度を感じる方法を模倣して,温容センサを開発し,特許申請した.また,内容を国際学会(MEMS2014)と日本電気学会(2013.8)で発表した.さらに,センサの詳細は,英文ジャーナル Sensors and Actuatorsに投稿した.これは現時点で査読中である.
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