研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題では、「物体は格子点上で表現されていて、それに施される演算もすべて整数演算である」という現実から一切逃避しないという立場にたち、整数演算のみを用いた幾何計算アルゴリズムを体系的に導出する枠組を構築することを目指している。2次元格子点上の回転、および3次元格子点上の回転について検討し、格子点上での回転が有する性質を明らかにするとともに、整数演算のみでこれらの回転を計算する手法を開発した。また、2次元格子点上での剛体変換が有する性質を検討した。さらに、幾何モデルあてはめ問題に関して、外れ値を含む格子点データが与えられた時、データ点を説明する離散直線や離散多項式曲線を求める手法を開発した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件)
IEEE Trans. on Pattern Analysis and Machine Intelligence
巻: 掲載決定
doi:10.1109/TPAMI.2013.21
International Journal of Imaging Systems and Technology
巻: Vo. 21 ページ: 45-57
doi:10.1002/ima.20269
Theoretical Computer Siences
巻: Vol. 412 ページ: 1378-1391
doi:10.1016/j.tcs.2010.10.031