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2013 年度 実績報告書

仮想現実技術を用いた新しい認知・心理実験パラダイムの開発と応用

研究課題

研究課題/領域番号 23650141
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

脇坂 崇平  独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (40513445)

キーワードヒューマンインターフェイス / 体験型成果発表
研究概要

本年度は、前年度に引き続き代替現実システムの開発と応用を主におこなった。前半は、ソフトウェアの抜本的リファクタリングと共に、持ち運び可能な体験用ブース(SRPod)の開発をおこなった。8月には、Computer Entertainment Developers Conference 2014にてこれら新規開発ソフト、体験ブースの展示デモをおこなった。
また、後半には、本研究のメインテーマの一つであるオープンソース化、実験従事者以外でも操作可能とする各種インターフェイスの開発を実施した。2014年4月からは先端技術館@TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会)にて、常設の展示を開始しており、各種デモを現地スタッフが運営・操作できる段階まで到達している。
また、システムのインタラクティビティ(体験者、実験参加者と、体験内容の間の相互作用。会話に応じたコンテンツの変化、触覚、嗅覚など視聴覚以外の感覚との連動など)の向上を目的とした開発と実験を行った。ただし、実験はユーザー評価の段階でとどまっており、認知実験としての展開については、今後継続して行っていく。
また、本研究開発成果をベースとしての応用展開を目的として、他分野の開発者、クリエーター(映像関係者、劇作家など)と共同でのコンテンツ開発を開始した。成果については、上述の先端技術館@TEPIA、もしくは他の展示機会において、随時発表していく予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Reality jockey: lifting the barrier between alternate realities through audio and haptic feedback.2013

    • 著者名/発表者名
      K. Fan, H. Izumi, Y. Sugiura, K. Minamizawa, S. Wakisaka, M. Inami, N. Fujii, and S. Tachi.
    • 雑誌名

      Proceedings of the SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems

      巻: 2013 ページ: 2557-2566

    • DOI

      10.1145/2470654.2481353

    • 査読あり
  • [学会発表] AIx認知科学2013

    • 著者名/発表者名
      脇坂崇平, 三宅陽一郎, 竹内ゆうすけ
    • 学会等名
      CEDEC2013
    • 発表場所
      パシフィコ横浜・神奈川
    • 年月日
      20130823-20130823
  • [学会発表] SRシステム これまでにない新しい体験プラットフォームの可能性を探る2013

    • 著者名/発表者名
      脇坂崇平, 藤井直敬
    • 学会等名
      CEDEC2013
    • 発表場所
      パシフィコ横浜・神奈川
    • 年月日
      20130821-20130823
    • 招待講演
  • [学会発表] 内部観測体験装置としてのSRシステム2013

    • 著者名/発表者名
      脇坂崇平
    • 学会等名
      人工知能学会
    • 発表場所
      富山国際会議場・富山
    • 年月日
      20130604-20130607
  • [備考] 先端技術館@TEPIA テーマ展示

    • URL

      http://www.tepia.jp/exhibition/studio2.html

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公開日: 2015-05-28  

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