研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、神経極性の安定化・維持の分子メカニズムを解析するために、神経極性安定化に関与するSingar1 と相互作用するRab33a の機能解析を行った。その結果、Rab33a が、細胞体で合成された細胞膜成分の軸索先端への輸送と供給を担うことによって、軸索の伸長と形成に関わることを証明した。今回の発見は、これまでに知られていなかった軸索を伸ばすために細胞膜を広げる仕組みに光を当てることとなった。Singar1 とRab33a の機能的関係は今後の研究課題である。
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J. Neurosci
巻: 32 ページ: 12712-12725
http://nippon.naist.jp/inagaki_g/