研究課題
挑戦的萌芽研究
正に帯電するよう酸処理したりさらに化学修飾したコラーゲンを調製したサンプルを用いてヒト由来培養細胞の形質転換効率の変化を調べた。各種コラーゲン試料単独では十分な形質転換効率の上昇は得られず、添加物質を少しずつ変えながら実験を繰り返し、最適条件を探った。およそ10%程度形質転換効率が上昇したが、実用化に十分とは言えなかった。経口投与を想定して平均10数アミノ酸のペプチドにした試料を調整したが、これでも形質転換効率が大きく上昇することはなかった。