研究課題
挑戦的萌芽研究
歳をとると皮膚の張りの低下、水晶体の黄濁、動脈の硬化などの症状が現われるが、これは生体のコラーゲン線維が血糖の働きで非酵素的なメイラード反応を起こした結果、Advanced Glycation Endproducts(AGE)と呼ばれる分子間架橋が形成され、ヤング率が増加したことが原因である。そこでAGE産生を光学的に検出するシステムを開発した。ここではAGEが発する自己蛍光を産生量の指標とするが、従来の静的蛍光に加えて、ナノ秒時間分解蛍光特性の測定を導入した。またAGE抗体による免疫染色によってAGEの存在を確認した。次に歯の象牙質をモデルとしてAGEが象牙質に及ぼす影響を考察した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
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巻: Vol.59,No.2 ページ: 119-124
J. Biomed. Opt
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