研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、ストレスシールディング現象を軽減するための生体内で弾性率が漸減するインテリジェント型骨固定材を作製することを目的とした。まず、レーザー積層造形法により骨と同程度の弾性率を持つコバルトクロム合金多孔体を作製した。その結果、3次元に直交する気孔形状を有する多孔体の作製に成功し、その弾性率は皮質骨と同程度となった。次に、多孔体に存在する気孔にハイドロキシアパタイトを導入した複合材料の作製を行った。複合材料のヤング率は複合化前と比較して上昇が確認され、生体内崩壊材料を用いた複合化によるヤング率制御の可能性を示した。
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Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials
巻: 21 ページ: 67-76
10.1016/j.jmbbm.2013.01.021