研究課題
挑戦的萌芽研究
新しい機能性電極の創製を目的として、金属/金属酸化物と高分子が分子レベルで混合した表面の形成を試みた。金属(チタン)表面に、開始基を高密度に導入し、リビングラジカル重合を行うことで、高分子ブラシ層を形成させた。その基板を溶液に浸漬し、酸化反応を行うことで、高分子ブラシ層内部に酸化チタン層を形成させることに成功した。金属層については金の電析を試みたが、目的とする表面は得られなかった。酸化チタン・高分子ブラシ混合層は、新しい分子混合材料としての応用が期待できる。
すべて 2011
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Mater . Sci
巻: Vol.34,No.7 ページ: 1-8