研究課題/領域番号 |
23650322
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山田 純生 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (80359752)
|
連携研究者 |
榊原 久孝 名古屋大学, 医学部, 教授 (80153873)
礒田 治夫 名古屋大学, 医学部, 教授 (40223060)
近藤 高明 名古屋大学, 医学部, 教授 (00195900)
福山 篤司 名古屋大学, 医学部, 教授 (40452198)
上山 純 名古屋大学, 医学部, 教授 (00397465)
|
研究協力者 |
長谷川 康博 名古屋第二赤十字病院, 神経内科, 部長
河野 裕治 名古屋大学, 大学院・医学系研究科リハビリテーション療法学, 専攻
入谷 直樹 名古屋大学, 大学院・医学系研究科リハビリテーション療法学, 専攻
石田 慎平 名古屋大学, 大学院・医学系研究科リハビリテーション療法学, 専攻
赤尾 圭吾 名古屋大学, 大学院・医学系研究科リハビリテーション療法学, 専攻
浅井 千香子 名古屋大学, 大学院・医学系研究科リハビリテーション療法学, 専攻
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
キーワード | 理学療法学 / 軽症脳梗塞 |
研究概要 |
本研究では、ラクナ梗塞(LS)とアテローム性脳梗塞(AS)による軽症脳梗塞患者を対象とし、脳血流量(CBF)と末梢の血管内皮機能(%FMTD)との関連(研究1)、ならびに6か月間の運動・減塩などのライフスタイル介入によるCBF改善効果を検討した(研究2)。【研究1】 CBFと%FMTDには関連が認められなかった。 CBFはLSがASより高い傾向を認めたが,%FMTDはASが高く、%FMTDに影響するスタチン服薬が影響したものと思われた。副次的指標では、認知機能、高強度活動時間、血清アルブミンがCBFと関連し、今後の詳細な検討課題となった。【研究2】%FMTDは介入群では改善したが有意ではなく、対照群でも同様であった。CBFは介入による改善は認められなかったが、CBF非介入群では低下する傾向を認め、ライフスタイル介入によるCBF低下予防効果が示唆された。【まとめ】軽症脳梗塞のCBFと%FMTDはスタチンなど薬物による影響を排除した状態で関連性を再度検討すべきと思われた。またCBFに対するライフスタイル介入の目的は改善より低下予防であることが示唆された。
|