研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、指先の力調節能力評価法を確立すること、そして幼児の力調節能力を抽出することである。水平面上の人差し指の動作変動を複数のレーザー変位計により測定した。指の巧緻性の評価には筋の至適方位だけでなく面で捉える必要があることが明らかになった。そして、この方法を用い幼児の動作調節能力を測定したところ、若齢者に比べ至適方位と直行する方向に変動が大きいことが明らかとなった。これら結果より、幼児の劣った指の調節能力は不十分な関節スティフネスが関与していることが示唆された。
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Journal of Electromyography and Kinesiology
巻: 22(4) ページ: 546-552