研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、脳組織が構造的に安定になった青年期の遂行機能について、中程度の強度の有酸素運動の効果を明らかにすることを目的とした。青年期の場合、中程度の運動の効果は、FlankerテストとN-Backテストの二つの遂行機能の課題で一致しなかった。抑制制御に関する運動の効果は実質的にはみられず、ワーキングメモリー機能の一時的な低下が、中程度の運動中に観察された。これらの知見は、青年期における脳機能の成熟の移行的な段階を表しているかもしれない。
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